上田会計週報『目標管理の導入目的』2016.04.04
2016年04月04日
目標管理制度は、導入・活用の目的によって、経営に対する影響が大きく異なります。最近の事例から、その導入目的類型を
整理しますと次の通りです。
目標管理制度・目的類型区分
経営者・管理者の留意点
目標管理制度の基本的目的は「経営計画で定めた目標を達成するための業績管理」にあります。
したがって、上記類型の内、C(役割・成果重視型)、B(個人業績・戦略貢献重視型)を中心に置くことが適切です。企業によって中長期経営目標の達成へのチャレンジを重視すべき時期があること、マネジメントサイクル重視の運用・人材育成も目標管理制度の重要な機能ですから、併せて活用することが望まれます。