2018年度介護報酬改定の方向性
2017年09月08日
こんにちは。介護開業会計サポートです。
9月に入りだいぶ気温も落ち着いてきましたらね。今月は、10月設立9月決算にしたい方のご依頼が多いので、体調管理には気を付けて介護業界のお客様の会社設立・独立をサポートしていきたいと思います。
さて、本日は来年度からの介護報酬についてのお話しです。2018年度の介護報酬の改定には、介護度の改善をした事業所に関して報酬がもらえるような仕組みを作る方向で進んでいるようです。
日経新聞2017年9月7日
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20856570X00C17A9MM8000/
現在の介護保険の仕組みであれば、利用者の要介護度によって事業所の収入も決まってしまいます。介護度が改善されることに利用者は嬉しいのですが、介護事業所は報酬が減ってしまうというの現実です。
そもそも介護保険制度の目的として、介護保険サービスを利用して介護認定者の方に自立をしてもらうことです。その目的に沿った形にするためにも、自立を支援した事業所に対しては、改善の成果に応じて上乗せした報酬を渡すということは良い方向に進んでいると感じます。これが来年度実現すると利用者の自立をするために、介護事業所が更に力を入れていく良い世の中になっていくなと感じます。
来年度の報酬改定も見据えて介護事業所の立ち上げ、会社設立をお考えの方はお気軽にお問合せください。